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「はじめまして。」
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| 作詞 ☆★☆マキ☆★☆ |
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はじめまして。
今、この詩を開いてくれたあなた。
「はじめまして。」
隣のクラスのあの子。
「はじめまして。」
道ですれ違ったサラリーマン。
「はじめまして。」
スーパーのレジのおばちゃん。
「はじめまして。」
こっちを睨んできたノラ猫。
「はじめまして。」
そのノラ猫のくわえていたサンマ。
「はじめまして。」
「はじめまして。」「はじめまして。」「はじめまして。」…
ホラね、そこらを見渡してごらん。
「はじめまして。」がたくさん落ちてて。
例えば、道路わきのアジサイとかさ。
「はじめまして。」「はじめまして。」「やぁ、はじめまして。」…
二度と会うだろうことのないアナタとも、
言葉を交わすことのないだろうアナタとも、
ボクはいま交わっているんだ。
この瞬間にこの場所で
ボクはアナタの人生と交わっている。
だからすべてのものへ
感謝の気持ちをこめて。
「はじめまして。」
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