|
|
|
夜道に当たった月灯かり
|
作詞 ユーズ |
|
道草を食う日々
真っ向と阻み続けたあの月には 一体どこに道が開けるのだろう
自分の足音を懸命に探した冬の夜
気持ちしだいで踏み出せそうなのに
シワシワの地図ではどうしようもない
めくり上がる気持ちなんて
時期にこの冷たい夜道が 一つ星に送ってくれる
口々に発する膜の張った言葉さえ
返事すら出来ない
それなのに
無意味な言語を吹きかけた
あくる日の夜も
一時の寒さに答えてくれる
それはまるであの月のようだ
見苦しい形状を丸くしてくれたたあの時の夜
価値観を消してくれる
それはまるであの頃の月灯りのようだった
それはまるであの日々の報いの結果のようだった
|
|
|