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RUINA
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作詞 コトリ |
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裏通りの割れた石壁から覗く目
俺の末路を笑ってた
知ったかぶった老人が
まるで予\言のように決めつけたんだ
そのコーヒーはいずれ冷めて飲めなくなると
路傍の花は薄汚れていた
健気なフリをしているそれは
いつかモーテルで見た造花の薔薇よりしたたか
通りすがりの男が花弁(はなびら)の塵をぬぐってた
滑稽な光景 御愁傷様
シリアルを踏みにじって笑う子供
パンティーをはく暇もないあの子
俺の偶像を愛した母さん
それらすべての向う先はRUINA
みんな一緒さ 自ら歩む 最高であるはずの末路へ
紙煙草をしがみ唾を吐く老婆
何も見えなくなっちまったあいつ
父さんの鏡のような俺
それらすべての向う先はRUINA
手に手をとって 俺が連れて行くよ 無意味な君ら
やけに手の込んだラッピングをしてさ
ちょっとは見栄えが良くなるよ
献上するんだ
俺達の末路は最高のRUINA
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