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虚脱感。
作詞 春姫
たまには落ち込むこともある。
すごく悲しいときもある。
笑えないほどつらいときもある。

それを知っているのに「笑え」と言うの?

雰囲気を悪くさせないためにずっと笑っていた。
愛想笑いの毎日。苦笑いの毎日。
自分でもわかってる。

それに気付いて「本気で笑ってるの?」と言うね?

私はどうすれば良いかもうわからない。

ただこんな自分は嫌いなの。
昔はこんなじゃなかったのにあなた達が言うから。
だから変わったの。
なのに今度はそれを非難するの?

もぅ疲れたの。
考えるのに疲れたの。
誰も私の心を分かってはくれない。
誰も私の哀しみに気付いたりはしない。

人の汚い所ばかり見えてどうしようもないの。
どうすれば良いかわからないの。
でもこの場所から逃げることもできないの。

もたれる背中もないの。
頼れる手もないの。
許せる耳もないの。

ただ心の中で「自分は絶対にあぁはならない。」と叫んでるの。

でもこんな自分がきれいな人とは思えない。
良い子だとは思えない。
優しいとは思えない。

人は私を見て
    「きれいな人だ」と言う。
       「偽善者だ」と言う。

私は自分のことを誇れない。
汚い人になりきってはいないが
きれいな人ではないと何処かで気付いてしまっているから。

誰か私の心を開いて。
傷みさえ感じなくなってしまった私の心。
すたれてしまった私の心。

ただ今私の中に残っているのは・・

                 虚脱感だけなの。

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公開日 2005/07/11
ジャンル 荅鐚鐚
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コメント 本当はこの場所からも逃げたいけどひとりになる勇気がでない。誰もが持つ心の影についてどろどろに書いてみました。
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