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コンクリート
作詞 祐也
【生きること】
それを義務付けられたあの日
【生きる】意味を忘れてしまった

全てが色を失った
周りの空気に掻き消されたい
そう思った

【生きること】
そんな事まで義務付けてどうするんだい
そんな事してまで何で生きなきゃいけないの

そんな言葉を振りまいて
結局俺は逃げたんだ
全てを放り出して
それでものしかかってくる
何かから逃がれるため

下り坂
のぼり坂
でこぼこの道
息が切れてるのなんて
気のせいだ

空元気で地面を蹴った
硬い地面を蹴るたびに
吸いこまれてしまいそうで
俺の存在まで消されてしまいそうで

涙が落ちる
雫がゆっくりと確実に
硬い地面に吸い込まれていく

消えていく

消えていく

それでも
時はそのまま
俺はそこにいて

何も変わらない
何も変えてはくれない

他力本願
そんな言葉吐き捨てて
ゆっくり歩いた帰り道
矛盾が重く圧し掛かる

【生きる】という義務ではなく
【生きたい】という希望でもなく
【生きている】という事実

 ただそれだけなんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2005/07/11
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ
コメント 投げやりな詩になってしまったかもしれませんが、コレは俺の全力のメッセージ。聞いてくれてありがとう。何か感じてくれたら嬉しいです。
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