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つよさ。
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作詞 えぶり |
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あたしは、強いんだぁ。きっと誰よりもね。
なんども、なんども、声がかれるくらい
くりかえしてた。
そのことばの重さに、ほんとのいみに
きづかない、ふりをして
そうして
つよくなったと、かん違いした、あたしは
そとのせかいにとびこむのです。
とうぜん、ほんとにつよく、なれるハズなどなく
また、ぼろぼろになって、心に中に
とじこもるのです。
そしてまた、言い聞かせてを、繰り返すのです。
ほんとにつよい、ひとは
涙をかっこわるいとおもわず、
えがおを一番すてきだと、おもえるひと。
あたしはまだ、ほんとの強さをしりません。
無意味にいつわりのつよさを、
じぶんにふきこむのです。
あたしはつよさは、勝ち取らないと
手に入らない、むずかしいモノだと
じぶんに魔法をかけるのです。
だからこんなにもくるしいんです。
つよさは、初めから、
じぶんの中に、あると
きづく日まであたしは、きっと、
無意味なたたかいを、つづけるでしょう。
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