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絶対医者になる！
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| 作詞 羽琉 |
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今年の夏は何も変わらない暑さ
夏が来るたびに頭を駆け巡るあの想い出
まだ少し若かった曾\祖母と
曾\祖母が押すベビーカーに乗った今より
ずっと幼い親戚の女の子
そして 今よりずっと背が低く幼かった私
セミがうるさいくらいに泣いていた公園の大木の下で
麦わら帽子をかぶって夏を感じてた
曾\祖母の手に乗せられた一匹のセミは少し怖くて
でも好奇心に押されて初めて触った
あの夏の日の想い出は忘れないよ
あの頃言葉もよく知らなかった親戚の子はかわいくて
曾\祖母がとても可愛がっていて
でも私の事も同じように可愛がってくれた
遅い時間まで外で駆け回っていても
怒らずに優しく見守っていてくれた曾\祖母が
今年の夏はいません
夏といえば『曾\祖母との想い出』の印象で
毎年夏を目前にして
また想い出作れたらいいなって思ってた
でも夏を迎える前に 曾\祖母はいなくなりました
あの優しい笑顔 気持ち 曾\祖母の総てが
病気で みんなから奪われた
世界にとって たった一人の死なんか
どうでもいいことかもしれない
それでも 曾\祖母と一緒に夏を迎えられない事は
私や他の誰かにとっても とても悲しい事で
これから迎える本格的な夏が少し寂しく感じられるのです
他の誰かにとっては どうでもいい事だとしても
夏の日記に必ず出ていた曾\祖母がいない事は
重大な事なんです 何度も夏を一緒に迎えたかった
だから私は 私と同じ思いをする人がでないように
同じような悲しみや寂しさを他の誰かが思わないように
医者になって どんな人でも救ってあげたいと思う
だから 今病気で苦しんでる人は
もう少しだけ待っててください
頑張って勉強して医者になったら助けるから
頭悪いから時間かかるかもしれないけど…頑張るから
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