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『鬼ごっこ』
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作詞 東雲 李葉 |
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追いかけて、追いかけて、
捕まらない。掴めない。
諦める?立ち止まる?
結局あたしには無理だったのかな…?
ひとつ、ひとつ、君を知る。
本のページをめくるよに どんどん先を知りたくなる。
ちらり、ちらり、君を見る。
覗いちゃいけない箱みたい。そっと中身(すべて)を暴\きたい。
少しずつしか進めない、
不器用で、臆病な あたしを
君は何時まで待っててくれる?
お願いだから、まだ、行かないで。
もう少し あと少しで、
君の場所へと辿り着くから。
どんなに遠く厳しくても、
必ず、君に触れてみせるから。
追いかけて、追いかけて、
捕まらない。掴めない。
諦める?立ち止まる?
ううん、君の姿が見えるまで、
あたしは君を追いかける。
あたしは君を諦めない。
ひとつ、ふたつ、君を知ってく。
階段跳ばして上るよに、きっとたぶん間に合うよ。
ちらり―\―\あっ、―\―\くるり、君に向く。
大スターに逢えたみたい。でも、話しかけても怒られない。
少しずつしか進めなくても、
止まっているよりマシだから、
だから、手を打って、悪戯にはやしたてて
あと少しだけ其処にいて。
もう少し、あと少しで、
君の腕を捕まえるから。
隠れたって駄目なんだ。
次の鬼は君だから。
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