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トロピカル・ガール
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| 作詞 羂鬼 |
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あの誰も住んでそうもないような島で
甘い香り 綺麗な模様で飾ってある果物
トロピカル そんな風にも呼ばれてる
沢山の樹木に囲まれて 一本だけ生えた果物の木
すぐそばに 女の子の家がある
その木の持ち主で トロピカル・ガール
その果物よりも甘い香りを醸し出して
一着のワンピースが この島を飾っていた
一個だけ その果物を貰ったんだ
美味しい 言葉に詰まる 君が僕を見つめてる
トロピカル・ガール いつからここに住んでいるんだい？
１秒ごとに逸らしてしまう目に気づき 笑う君はすごく可愛かった
僕もこの島に住んでいい？無人島は二人島へ
トロピカル 屋根裏へ繋がる梯子を上り 夕焼けが綺麗だね それ以上に君が綺麗だよ
臭い台詞が 少しだけ良い感じに言えた
軽く流されたけれど 気持ちだけ 伝わった気がしたよ
この島は一年ごとに沈んでゆくらしい･･･
君との時間はあと何年だろう
幸せはあとどれくらい続くだろう
胸いっぱいに募る思いを溜め込んで
君の笑顔にさらわれた 心の中に誘われた
部屋の端でうずくまる君を抱きしめて
心の声が響きだす 「怖いよ・・・」
僕の乗ってきた一隻の舟は一人乗り
この島はもうすぐ沈むのかい？
戸惑う僕を そんな目で見つめないで
僕をこの島に置いて だけど笑顔だけ置いてって
一隻の舟に乗る 島の短い命 どう使おうかな？
トロピカル食べながら 考えてた
君がいなくなってから 枯れ出したこの木を必死で育てる
この島が沈む その時は この木が枯れる
僕が死ぬ その時は いつも君がいない
遠くの海を眺め 一つの影 手を振って
だけど気づいてはくれなくて
久しぶりに感じた 絶望にちょっと呆れてみたり
後ろから 背中から 聞こえる足音
振り向く気力さえないよ クマでも来たのかな？
後ろから誰かに抱かれた 誰かすらわからないのに 自然と流れる涙 涙に写る君を見て 号泣 そして再会
迎えに来てくれたんだ 絶望が慌てて逃げてった
島の反対側には 二人だけではもったいないぐらいの船
そこには沢山の愛が乗せてあったから 大きく見えた
隠しきれないぐらいの 涙があった
視覚で感じれる 君の心がこの島には飾られていた
トロピカル・ガール 二人島･･･
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