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―\―\―\無―\―\―\
作詞 いちみかん
砂だけが 僕を迎え 
冷たい風が 僕を抱く
故郷だったはずの 壮大な砂漠

一粒の涙が 乾いた地に落ちる
「泣く必要は 何も無いでしょう」
傍らの 母の声は聞こえず

あぁ 僕らは何を生み出したのだろう
虫さえいない 死の世界
あぁ 僕らは何を見ていたんだろう
水の街は息絶えた

この世は哀れ 砂の世界

朝市場 連なる人々
にぎわい 並ぶ
採れたての 果物や魚

しかし今は 風の音しか聞こえない
「この街は 永遠の故郷だ」
逞しい 父の声も聞こえず

あぁ 僕らは何を求めていたんだろう
得たものと言えば 死の世界
あぁ 僕らは何を聞いていたんだろう
海の街が滅び行く

風の音も遠くなる

あぁ 僕らは何を生み出したのだろう
虫さえいない 死の世界
あぁ 僕らは何を見ていたんだろう
水の街は息絶えた

この世は哀れ 砂の世界

全てを無にする 君さえも

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公開日 2005/07/04
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カテゴリ 腓鞘馹
コメント 改訂版。
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