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生きる力
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| 作詞 月猫 |
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生活の気配があふれる部屋に
現れた虫たちは生き抜くプロで
飛び回る彼らを追い出す僕は
一人では満足に生きられもしない
もしも彼らに紛れ込んだとして
僕はどれだけ生きていられるのか？
ちっぽけな生き物たちは今日も
堂々とまっすぐに生きている
頭ばかり大きくなった僕は
ひっそりと息をひそめて座る
たくさんの試練をくぐって生きた
魚はいわゆるエリート達で
食卓に彼らを乗せてる僕は
一人では食べていくことさえできない
僕のやってる生存競争は
生きることには関係してるのか？
生まれてから最後の一瞬まで
本能に忠実だった彼ら
体内に彼らを抱いているのに
なおもまだ理性に縛られる僕
何が必要で何が不要かも
今の僕にはもう分からない
生きる力って いったい何だろう？
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