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桜、別れ、そしてありがとう
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作詞 柚沙 |
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春の訪れとともに
その時はやってきたんだ
桜が冷たい雨に
濡れて凍えていた
あの日
僕は君に別れを告げた
すれ違いすぎて
君の心が
わからなくなったときも
ちょっとした意地で
ケンカしたときも
君を誰よりも
大事に思ってたはずなのに
少し前まで確かに
つながっていたはずの2人の心
今ではほら、
霧に包まれてかすんだ
桜のように
不確かで儚いものになっているから
君は「仕方ないね」って
少し笑って僕を見上げた
でも、僕は
君の瞳をのぞくなんてこと
できなかったよ
月の明かりに
照らされていた
君の瞳が
涙で濡れていたのだから・・・
僕は静かに瞳を閉じた
君をこれ以上見ていたら
切なすぎて
涙が溢れてしまいそうだったから
僕が君の中に
映ることはないだろう
だけど
君は僕の中に
咲き続けるだろう
桜も散って
新たな生命の息吹の季節
それぞれ違う道を
歩み始めた僕たち
でもね、最後に
言っておきたいことがあるんだ
「ありがとう ありがとう」
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