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満月
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作詞 寿々 |
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満月の夜
人間は月に惑わされる、だから
今日の君は
月に踊らされた人形
だったのかもしれないね。
あたしの勝手な思いこみかもしれない
でもね、
本当に惑わされたのは
本当に踊らされたのは
君じゃなくてあたしのなのかもしれない
満月の夜
君は言った別れの言葉、狂ったあたしの涙と一緒に
ぽろぽろ流れ出た。
あたしを捨てた君はただ、ただ、
月に惑わされただけだって、踊らされただけだって、
そう思いたかった。
だけど もう 無理
大きな音が満月の夜、暗い道の中、響いた
後、あたしの狂った笑い声。
夜があけると君は冷たくて、回りには人が集まり始めた。
血に染まったあたしの手と、彼の頭、大きな石。
満月に惑わされたあたし
満月に踊らされたあたし
そんなあたしに殺された君
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