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ある国の大いなる秘め事
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| 作詞 ぁゃ |
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ある日ある所に
奇麗な国が有りました
そこの人々は優しくて
心の広い人々でした
ある日一人の旅人が
ふらりとこの国に立ち寄りました
人々は心から歓迎し
たっぷり持て成しましたとさ
その旅人は言いました
“この国の王に会いたい”と
“こんなに素敵な国の王、さぞかし立派な方だろう”
国の人々は言いました
“この国に王はいません”と
“私達には必要ありません、だから会う事は出来ません”
旅人は首を傾げました
国の人々が異口同音で答えるのです
“この国に王はいません”
旅人は気付きませんでした
つい数日前まで 王が居たことを
城や銅像は 飾りではなく証拠である事を
旅人は国を後にしました 最後まで何も気付かずに
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