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それぞれの道
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作詞 天野 星也 |
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どれだけの時が流れただろう最後の日から
無機質な数字並ぶカレンダー見て思った
友達も新しく出来たけど埋められない淋しさ
想いは繋がっていてもあなたは知らぬ街
電話じゃ満たせぬ心の空白広がるばかり
嬉しいはずの手紙に何故か一粒の涙おちた
じっと見つめた鏡の中の私
見ためはあの頃と変わったけど
あなたを想う気持ちだけは
運命に負けず残ってるよ
見慣れた夕暮れの街オレンジに染まった
飽きるほど通った道が懐かしく思えて
あなたと並んで歩いた日はもう遥か遠い
独りで吹かれた夏風よりも暖かく
感じたあなたと見た冬の雪の舞いたち
眩しい海も輝く太陽も今は切なさ誘うだけ
不意に浮かんだ記憶の中のあなた
今も変わらず色褪せないけど
私を想う気持ちだけは
逢えないままじゃ消えるかも…
現実は今日もヒステリックだ
些細な出来事で向きが変わるそれぞれの道
だけど何度泣かされても儚げな赤い糸
確かめ合っていれば切れることはなく
あなたと巡り逢うための目印になったんだ
やっと迎えられた再会の瞬間
言いたいセリフが溢れすぎて
黄昏の下だまって抱き合った
見上げた夕焼け滲んでく
それぞれの道は今 二人の道になった…
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