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at a loss...
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作詞 さわ |
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電車を一つ見送ることが
こんなに勇気が要ることなんて
いつからだろう
昔はよくホームで話に花を咲かせて
いくつも電車を見送ったのに
忙しく歩き回るアリのような
生活に明るい未来はあるの?
立ち止まることにさえ躊躇するような
この私に明るい未来はあるの?
波に押しつぶされないように
足をしっかり地面に張って
生きてきたのに
その地面までもが そこら中で揺れ動いて
いくつもビルを倒していくから
風に吹かれたら すぐに飛んでしまう
この桜が薄紅の涙になる
行き場所も知らされないまま 諦めの
この空から薄紅の雨が降る
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