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一日遅れの誕生日
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| 作詞 NY |
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誕生日のメール
去年は24時ちょうどにきたっけ？
今年もくるかなぁ
なんて淡い期待ふくらませて
時計の針がいつもより10倍も遅いみたい
ドキドキの短い針と
長い針が12で交わった瞬間
3通のメールを受信
貴方の名前はどこにもないけれど
あぁ
去年は夢のことだったみたい
くるわけない
って少しは分かってたけど
どうやら貴方の記憶に私は
いないみたい
今年は寂しい同い年
年の差よりも離れていった
私と貴方の距離
あらためて痛感
私と貴方はハナレバナレ
家族に祝ってもらったり
友達にプレゼントもらったり
今年もステキな誕生日
なのになぜ？
たった一通のメールなのに
たった一人のコトバなのに
電話に反応してみたり
意味なくポスト覗いたり
自分でもバカみたい
あぁもうすぐまた24時をまわるよ
交わった瞬間
特別な日が終わる
カチッという時計の音と
貴方からの着信音
ビックリして飛び起きた
「おめでとう」の文字
「忘れてないぞ！
えらいだろ！」
あぁ
嬉しいんだか悲しいんだか
「ありがとう」と本当のことは教えない
貴方だけが祝う
間違った誕生日
一日遅れの誕生日
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