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悲命
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作詞 RiK |
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そっと目覚めこぼれおちた涙
昨日の夜から降りつづく雨 濡れる心
突然しゃがんで振り向いてみた 私が歩いてきた道は
正しいものだった? 誰に聞けばいい? 誰にも分からない
誰かが一歩前に進むたび
生まれる命消えゆく命がある 本当だよ
何も変わっていない そう思い込んでる 何も見えなくなってゆく
それが一番怖い 世界や自分や時が 止まってしまいそうで...
やり場のない痛みや悲しみが この世にはたくさんありすぎる
人の勝手すぎる欲望がそれを隠してしまっている
時にそれは争いになって たくさんの命が奪われる
後に残るものは涙や憎しみだけだと知っているのに
誰の心にでもある思い
気づいた人とまだ気づけない人 いるけど
やっとその思いに気づけた時には 人は何を思うのだろう
過ちを責めても何も始まらない どうすればいいかも分からない
迷い願い何度も裏切られ
いつしか見えない敵と戦っていた 虚しいよ
信じるものを決め 考えることを止めた そして全てを失った
認めあうことや 支えあうことを 誰か思い出せなかったのか...
やり場のない痛みや悲しみを ずっと心に抱いていた
誰にも言えない話せない いつも誰かに従うだけで
心の奥深くに残ってる 傷跡が今も泣きつづける
戦いをつづける人々の心もみんな叫んでいる
やり場のない痛みや悲しみを ずっと誰かにぶつけていた
人を傷つけたかもしれない でも私も傷ついている
小さな独りきりだけの声じゃ 怒号に掻き消されるだけだから
戦いをつづける理由を そっと私だけに教えて
かけがいのない愛や優しさを 本当は誰もが探している
人を守りたいと願うけれど 私は立ち尽くしているだけで
手をぎゅっと握りしめてただ目の前を眺めているだけだった
それでもそのまま生きつづける自分が大嫌いだった
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