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世界最後の日
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作詞 RiK |
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永い夜の雲の隙間から差し込む月光
映す瞳は青白く光り怯えていた
日々の事を綴る手帳はもう埃をかぶり
忘れられたように机に置き去りにされた
鏡の中の自分の心は邪悪な影を持っていた
叶うのなら隠しきれない罪を溶かしたい
乾いた大地に落とされた露は居場所を探し
泉の水面 輪をつくるように消えてゆく
たとえ世界が数秒後終わるとしても きっと何のためらいもなく従う
削られた夢が無残に光り輝き 絶望へと導く
壊されたがらくたを片付ける気も起こらずに
失われた記憶を抱いて共に眠る
楽になった呼吸を一つずつ確かめた後
異世界へとつづく重たい扉を開ける
感情を捨て見下した愛の星は邪念に満ちて
既に手に終えない程に腐りきっていた
もしこれがただの悪い夢だったと明かされたなら
誰もが現実であることを望むだろう
息苦しい海の底に沈んでいるような毎日をおくるくらいならいっそ
別れを告げる かつては美しかった 今や醜きしかないこの場所へ
生まれ変われたら夜明けが来る 忌まわしい闇をえぐり捨てて明日を誓う
何度も願いそして裏切られた すべての未来は途絶えてもう語られない
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