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想味
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作詞 たきゃ |
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噛む程にガムが 色褪せてく
そんな風に
今 君を想うと
何故か胸がチクリとするんだ
君を想う日常は ずっと変わらないハズなのに
何故か違うんだ 心に射す光が
"君を想う事=幸せ"
そんな定義が当たり前だったけれど
"君を想う事=切ない"
今はそれが答えみたいで
吐き出したくて 溶けて無くなりそうで
怖くて 眼を閉じた
例えば君の事が全部じゃなかったり
他の人を探してみたいなんて思ったり
そうしてみたら きっと
すごく楽で こんなにも辛くは無いけれど
それでも僕にとって一番大切で
世界が滅亡しても唯一生き残って欲しい人なんだ
そしたら君は孤独で泣いちゃうね
寂しく死んじゃうかもしれない
だったら 僕も生き残るよ
何がなんでも 悲しませたりしないから
君を想うと 全てが見えなくなる
あんなにも世界に美しく光る物があるのに
君を想うと 僕に僕が重なる
世界を愛する鍵になる 僕というヒトになる
大好きだと言える日々
そこから遠く離れて眺めたから言えるんだ
そんな日々にも恋していた事
あの時の全てを愛していた事
そんな風に
今 君を想うと
何故か胸がキラリと光ったよ
"君を想う事=幸せ"
そこから広がり繋がる光の名
君を想う事=僕だよ
そういうヒトなんだと思うんだ
想いの味は 今は苦くて切ないけれど
ガムじゃない 噛み締めるほどにきっと
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