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もう一人のボク
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作詞 たきゃ |
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どんなに嫌いでも どんなに憎くても
切り離せなくて どこか愛しくて いつでも大事で
それが自分だなんて切なすぎて 悲しくて
嫌になっちゃって それでも好きで 何なんだろ?
この世の全てが『ぼく』なら 全部好きで居られたの?
この世の全てが『あなた』だから 受け入れられないのかな?
それならいっそ 皆を『僕』と呼んで
みんな自分だったら 別れも無かったのかな?
それでも皆違う 皆を『あなた』と呼んで
自分のお気に入りが大事で 他はどうでも良いの
僕もそんな一人だって 分かっている
「貴方に何かしてあげたい」
「貴方をとても愛している」
期限付きの言葉ならいらないよ
いつかきっと 嫌いになってその言葉が嘘に変わる
そんな日までの言葉なんて 怖くて仕方ないよ
あの時はなんて 昔はなんて 今の僕が否定される
そして消えて行く そんなものが愛の正体だとしたら
この世界に生まれてくる子供はなんて不幸なんだろう
この地球(ほし)に生きている生物はなんて不幸なんだろう
それに生きる人達はそれでも寂しいんだね
一時でも愛を求めてしまうんだね
でもね 僕ね 見つけたの 何かがようやく見えてきた
君に抱くこの想い
それは僕のちっぽけな世界で唯一出会えたもう一人のボク
それが君だった それが僕の答え
自分のように君が好きで嫌いで愛しくて
だけど ずっとなんだ 切り離せないの
あの時だって 今だって これからだって
ずっと好きで嫌いで ずっと愛しくて悲しくて
それでもずっと 永遠にそっと 大事で居られるんだよ
この世の全てが『ぼく』なら 全部大事で居れたね
この世の全てが『あなた』だから 考えてあげれなかったね
それならいっそ 皆を『僕』と読んで
みんな自分だったら 終わりも無かったのかな?
それでも違う 皆を『あなた』と読んで
自分のお気に入りが大事で 他はどうでも良いの
でもね もう一人のボクが居ただけで
永遠を見れた気がするの 愛を見れた気がする
そしたらもっと人に優しくなれるような
そんな風に思ったんだよ
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