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掌なぞり
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作詞 たきゃ |
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結局何がやれたかって 掌には何も無くて
君の温もりだって 消え薄れてく
それを逃したくなくて ギュッと握る程
僕の体温に奪われる
僕の掌 何の為? 奪う為だけの物なの?
君の幸せを奪って 僕自身も奪うんだ
僕の大切な物全て この手が奪っていく
こんなんなら いらないよ
僕の手は奪う事だけしか出来ないよ
それなのに 君は言う
「悲しさをそっと取ってくれる掌が好き」
ってそう言うよ
でも壊すため奪うための掌なら捨てたいよ
消えちまえ My hands
いつでも何かを求めては 五つの小人が動き出す
今こうしてる間だって いつだって動いてる
それが怖くなって僕は ギュッと握り締めた
僕の掌 何の為? 壊す為だけの物なの?
それならばこの掌 いらない
どっかに行っちゃえば良いんだ
それなのに 君は笑顔で
「あなたの作るものが好き」だと言う
それならば 僕は望む
君との関係を もう一度
創造と破壊を持つこの手をどうすれば良いんだろ
何かをまた手にしては壊してしまうんだろう
それなのに 君は言う
「あなたに撫でて貰うのが好き」
それなのに 君は言う
「あなたに涙を手で拭いてもらうのが好き」
それなのに それなのに君は言う
「あなたに抱きしめられるのが好き」
君はもう傍に居ない
けれど今は必死に君への言葉を探してるんだ
頼むよ My hands
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