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地の下の愚話
作詞 たきゃ
 縺れる脚を擡げ
 色の無いこの道は何処まで

 疲労も溶けいく魑魅魍魎

 眼球の先の河
 石積まれた地に幼き迷い子
 積めど積めども崩されて
 えーんえーんと鳴き喚く
 この子は何処の子 誰の子?


 朱空に黒い斑点
 面前にたつは白髪の老婆

 不安も採られる奇奇怪怪

 「あんたは何処行く?何処見ルノ?」
 口尻を歪ませ笑うは老いた鬼
 赤い水面に浮かぶ鳥居の黒いカラスが
 喚いて終焉を呼ぶ
 乾いた肌に針を滑らせ
 眼の根を縛って水を落す事さえ許されぬ
 
 何処ヘデモ誘ッテ…

 金切り声上げ老婆は漕ぐよ
 腐敗した樹の舟を
 彼岸花のような赤い河を


 そっと手を差し伸べる老婆に
 四肢を預けて身を反らす
 されど続くは銀の芯が生えた鬼の庭
 歩けど貫く銀の芯 傷みはあれど
 傷つかぬ身体
 泣き叫べど誰にも届かぬ未来永劫
 されど続くは銀の芯
 聞けば此処は
 ワタシが裂いた人ノ数だけ銀の芯

 こんなに人を傷つけていたのかと
 思えど歩を止められず痛みだけは永遠に


 ようやく過ぎた銀の山
 痛みで叫ぶ 唖唖唖唖唖唖唖唖唖
 すべきをなせど山は消えぬ
 戻る事は叶わぬワタシの罪

 ひたひた滴る雫の音
 見渡す限り朱の溜まり
 絵の具を落したそんな世は
 哀シイ哀シイと誘う
 出でる姿は暗黒回帰
 混じる肉片 滴る血潮
 クルナクルナと鳴けど
 止まらぬそれは鬼の様


 汚れた腐敗を振り払い
 腕を掴まれ引きずり込まれ
 蹴落とし逃げるワタシの耳に
 入るは此処は
 ワタシが抜いた人ノ水だけ朱の溜まり

 こんなに人を鳴かせていたのかと
 思えど止められず触れられ払う永遠に


 赤面の翁に裁かれる
 睨んだ眼光 全てを止める力在り
 最後の力を振り絞り
 ワタシは叫ぶ

 「ネガワクバワタシと関ワッタ人皆
  天ノ上二イザナイクダサイ」

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 地の下の愚話
公開日 2007/09/09
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント ちょっと書いてみたかっただけ( ̄ー ̄;
後悔はしてない・・・。
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