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風景
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作詞 たきゃ |
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荒野に生えた電柱のような
草原に立つ近代ビルみたいな
海面に咲き乱れる白い花みたいに
君は目の前に居た
ありもしない風景のように
そこに立っていた 霞む事もなく
それを収めたくって
眼に焼き付けたくて
僕はその光景を自分のものにする事を
強く望んだんだ
空の下で燃える太陽のような
街中を歩く魚のような
空と大地が結ばれるみたいに
君と出会ったんだ
いつもと同じ景色はまるで
変わり果てていて でもはっきりと
いつまでも続くって
僕はもうここの住人って
君に与えてもらっていただけなのに
それを忘れていた
君はいつの間にか
世界にありもしない出来事かのように
僕から離れた
いつもと同じ風景 変わらぬ世界
僕の世界は壊れてしまった
この世界どこを回っても存在しない風景は
もう無いのかな
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