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犬と猫
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| 作詞 たきゃ |
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ある犬は優秀な猫に憧れた
憧れすぎてダメになった
二匹はいつも一緒に居て
とても仲が良かった
だけど犬は怠け者
猫はいつものように魚を取りに行く
猫は犬を変えたかった
犬は自分を変えるつもりだった
だけど理想が高すぎて挫折してしまった
最初は何をするのだって
上手く行くわけが無いのに
ましてや犬が猫になる
そんなの簡単なわけがない
犬は毎日怠けて夢見てる
いつかいつかと怠けてた
そんな犬に呆れた猫
ついには疲れて離れて行った
追い掛けても噛み付かれると
犬は怯えて夜空に泣き叫んだんだ
犬は猫じゃないから
愛してもらえないんだと
今までの事思い出せよ
そんな簡単な関係なのか？
犬のままでも猫になる
近づく努力を忘れてたんだ
簡単なわけないじゃないか
猫もそんなのわかってる
二匹には長い時間があったのだから
頑張れるはずだったろ？
小さくて猫は良かった
犬はひとりきりになって
穴掘りからはじめたよ
まだまだ魚は取れないが
今までとは少し違う
猫は今どこにいるの？
探す手段もないけれど
犬は猫と自分の為
今日もひたすら穴を掘る
魚が取れるその日まで
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