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高校生
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作詞 夜爪 |
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チアノーゼ気味の教室には
五月蝿い泡吐くグッピーがいる
僕はそいつがたまらなく憎く
持ち出した鋏で尾びれを切った
空を見上げたら反射して汚い
こんな底から見上げてるんだもの
浮き上がるのは最後の時だけ
神様どうか掬ってください
チアノーゼ気味の教室には
優しい唄歌うアロワナがいる
僕はそいつがたまらなく愛しく
連れ出した公園で三枚におろした
空を見上げたら太陽が歪む
こんな底にも光は届いているの
この温もりが借り物だとしても
神様どうか掬ってください
思い切り呼吸をしてみたい
限りなく吸い込んで
延々と吐き出すんだ
あいつのこともあのコのことも
忘れちゃうくらいにね
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