|
|
|
野良犬
|
作詞 夜爪 |
|
寸分狂わず街は輝く
眩しすぎて隠れた僕は
野良犬と友達になって
吼えることを覚えた
夜の黒も夕の赤も全部全部
吐き出した そうだった
これが僕だった
恥ずかしいけど 楽しいや
野良犬が寿命を迎えて
僕はまた一人ぼっちになる
街はそれでも神々しく
正しい輪郭だけを映し出す
消し炭みたいな言葉で綴ってく
みっともないけど 悲しくない
名前なんか要らない 僕は僕だ
雨が降っても街は輝く
悔しくて飛び出した僕は
野良犬のように歌うよ
ずぶ濡れになって
嘘の夢も本当の嘘も一つ一つ
吐き出した そうだろう
これが僕だ
笑っちゃうくらい 楽しいや
|
|
|