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幽霊が笑った
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作詞 アバンチュール桃子 |
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似合いもしない、ボブにしました。
皆は長い方が好きだと言ってました。
でも、あなたは喜びました。
あたしの背後の彼女と比べて。
あたしはあなたの追う幽霊に近づきたい。
どんなにお日様が照っても
一生乾きそうにない甘い染み
どんなにあなたに話しかけても
あなたは背後の彼女と笑って。
あなたに優しいボブの幽霊が憑いてる。
日差し良好、南向きの部屋
ココに以前、彼女はここに存在していて
あなたはそこに、あたしを寝かせる。
枕元の幽霊が笑った。
幽霊を否定したら、あたしは捨てられる。
「あなたが好き」と言ったあの日に
「僕は今でも、あの人が好き」と。
その日からあなたは幽霊を重ねた。
それはあたしの死を意味する。
週末お休み、向かい合っても
あなたの視線、あたしの頭上に浮いて
あたしはそこで、あなたを向かせる。
窓際の幽霊が笑った。
幽霊はキレイだから、あたしは涙する。
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