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レンズ
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| 作詞 遠野カナタ |
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ニュースで悲惨な事件が流れる
ありえないような内容のものから
どうでもいいものまで 何でもアリ
まるで100円均一ショップだ（まぁ便利っちゃ便利ってことですね）
そういや昔はこれにいちいち心を痛めては
朝から異様にブルーになってみたり
夜不安で眠れないで震えてたりしたなぁ
いつからそれがなくなったかな
明日を楽しみにしなくなったように
あまりに自然すぎて境目が分からない
目の前に常にレンズを張って
都合の悪い事にはピントをずらして
遠くの面白いこと探していつもピントを調整してる
そんな感覚で聞き流す朝のニュース
街に出れば人だらけ
面白いことがないかなぁって
ピントいじりながら会社まで
面白いことなかったなって 何気なく終わった1日を
別に振り返らず 今度は夜のニュースをつける
汚職かぁ・・・
いい加減その言葉にも慣れたなぁ
もっと別の ドキドキするような何か・・・
久しぶりに人が好きになってみたいな、なんて
くだらないの分かってるんです。
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