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キ カ イ オ ン
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作詞 吟詠 |
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雑音まみれの子守歌が
剥がれていく心を慰めた
単調でモノクロな視界と
有限を数える時計の足音
存在意義のあるものは美しい
鳴りやまぬ旋律はあなたのために生まれ
あなたのために朽ちてゆく
理論的な答えしか導けません
数字化された記憶と感情の波はいつか
真っ白なプログラムへ戻っていくだけなの
軋むような唄を歌う 我が名は「機械音」
鮮やかな血が欲しいと
鋼鉄の我が身は嘆いた
再生は永遠と不老を
死は不完全な命を意味する
存在意義のあるものは哀しい
繋がれた手足はあなたのために踊り狂い
あなたのために錆びてゆく
あの子が笑うと脳裏にノイズが走ります
選択された動きと言葉の連なりさえ
真っ白なプログラムへ戻っていくだけなの
願うような唄を歌う 我が名は「機械音」
入れ替わってしまう体なんていらないと
造られた僕は心を持ってしまいました
I am doll but I want to love you
あの子の涙の訳を理解したいです
バグとウイルスに病んで壊れた僕は
初めて 「愛おしい」という思いを知るの
軋むような唄を歌う 我が名は「機械音」
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