|
|
|
clover
|
作詞 月野アカリ |
|
部屋の窓の外
そこに見えるのは空と雲
全てをつつみこむように 心地よく広がっていた
日向でみつけた 一つのclover
何の障害もなく 日に当てられて 暖かく見えた
どうして そんなに 幸せそうなの ?
どうして そんなに 笑っているの ?
いつも誰かと話していられるから ?
家の庭の中
そこにあるのは草木と花
全てが話しているようで 穏やかに広がっていた
日陰でみつけた 一つのclover
木が邪魔で 日から遮られて 寂しく見えた
どうして そんなに 悲しそうなの ?
どうして そんなに 泣きそうなの ?
日陰で誰にも気づかれないから ?
いつも通る 道路の片隅
そこにあるのは 電柱と草
灰色と緑で なんだか虚しく思えた
道端でみつけた 一つのclover
人に踏まれて 儚く見えた
どうして そんなに 泣いているの ?
どうして そんなに 怒っているの ?
意味もなく誰かに自分を踏まれたから ?
それでも どうしてそんなに泣いているの ?
人に気づかれずに踏まれ 人に雑草として抜かれる
そんな悲しい思いもしている子もいるのに…
日陰で生まれた clover…
|
|
|