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血色野薔薇
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作詞 月野アカリ |
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血の滴る宝石をつかんだのはアナタ
血の流れるワタシをだきよせたのはアナタ
血色の花を摘んだのはアナタ
ワタシのナマエは血色ノ薔薇
それは天を羽ばたく孤高の鷹
それは空を生き行く孤独の鷲
ただ羽根を落とすのは鳥
ただ過ぎ去るのは風
ただ降り続くのは雨
ただ過ぎ行くのはアナタ
白い肌 細い首 長い指
それを血に染めるのはワタシ
淡い目 深刻の目 罪深い目
それを絶望に導くのはワタシ
軋むアナタの体 歪むアナタの声
果てるアナタの顔 掠れるアナタの声
ワタシのナマエは血色野薔薇
絶望の指揮を掴んだのはアナタ
孤独の名曲を奏でたのはアナタ
涙の滴る指輪をはめたのはアナタ
涙の流れるワタシを慰めたのはアナタ
ただ流れていくのは水面の波
ただなくなっていくのは水面の泡沫
ただ動いていくのは時計の針
ただ朽ちてゆくのはアナタの存在
アナタは極楽を信じますか?
アナタは地獄を信じますか?
ワタシの名前は血色野薔薇
血にぬられた 赤い薔薇よ
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