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忘却世界
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作詞 月野アカリ |
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朽ち行く世界をどれだけ眺めていても変わらない
ただ世界は朽ちて行く 堕ちてゆく
神に地に落とされた堕天使のように
神に見放されたこの世界
太陽は落ちて月が昇る
それはもう何回繰り返されたことだろう
世界が終わってキミが消えた時
ボクは恐らく世界よりもキミを救いたいと願うだろうな
世界の果てでキミに出会えるなら
ボクはこの足が消えてなくなっても這い蹲って行くだろう
世界の果てでキミに出会えたなら
ボクはこの腕が消えてなくなってもキミに触れるだろう
果てしなく続く大空 途切れながらも続く道
あの大空に飛ぶ鳥は見たことがある
昔キミと公園に行った時に仲間をつれて地面をつついていたね
そしてその公園はもう壊れてしまったよ
あの道を昔キミと学校に行く時いつも歩いていたね
いつも普通に歩いていたあの道はもう壊れてしまったよ
いろんなことを喋りながら 笑って歩いて
あのころの記憶は最近のようで随分昔のようにも見えるよ
世界のどこかでキミに出会えるなら
どんな小さな可能性でもボクはキミを探し続けるだろう
世界のどこかでキミに出会えたなら
ボクは涙が枯れるまで泣き続けるだろう
ボクはこの世界でたった一人の人間なんだろうなと思う
高いビルは倒れて橋は崩れて海は街中にまで流れ込んでいる
たった一人で生きていても楽しい事なんてなにもない
もしキミを生き返らせることができても ボクは多分なにもしないだろう
もしもキミが蘇っても 何を言えばいいのかわからないから
でも もしもキミが生き返ったら ボクはなにを言うのかな?
もうキミに会えないのならボクは全てを忘れよう
世界の果てでキミに出会えても
キミはボクを忘れているだろう
世界の果てでキミがボクを見つけられても
ボクはキミを忘れているだろう
忘却のように この世界を キミを
天国でキミに出会えても
キミはボクを憶えているかな?
天国でキミに出会えたら
ボクはキミを抱きしめられるかな?
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