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へなちょこな僕の夏の一日
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作詞 ペットボトル |
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夏が来ました。
あなたに会いたくなりました。
カッコよく家を飛び出しました。
転びました。
なんのその!と立ち上がりました。
頭を打ちました。
近所の子供達に見られました。
笑われました。
そんなパッとしない僕の日常。
おかげであだ名は「ヘなちょこ」です。
でもただ1人僕を「へなちょこ」と呼ばない人がいます。
幼馴染みのあなたです。
隣の学校のヤンキーに弁当を取られてそれを取りかえしに行った時
ボコボコにされて帰ってきました。
「ヤンキー相手にバカだなぁ」「さすが、へなちょこだぜ」「弁当くらい放っとけよ」
とみんなが連呼し笑う中であなたは「大丈夫?」ときいてくれました。
「大丈夫」と返事したあとで「笑いたいだろ、俺カッコ悪いだろ、笑えばいいだろ」
と僕が言うと「笑わないよ、カッコ悪くないもん」と君は言ってくれました。
そんなへなちょこな所が「僕らしくて良い」って言ってくれました。
僕は嬉しくなりました。
僕は近所の子供達におはようと言って
また走り出しました。
「へなちょこ」でいーじゃん と思いました。
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