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水色の傘
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作詞 ペットボトル |
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傘が無ければ君にあえると思って
風邪を引くのを承知で外へ出かけた
ああ、つめたい雨粒 ゆがめるアスファルト
明日はきっと熱と鼻づまりに苦しめられるんだろう
「君にあいたい」と思った矢先
君と同じスカートをはいた人とすれ違った
その人は僕に見向きもしなかったけれど
君はあの時僕に微笑みかけてくれた
水色の雨粒と同じ色の傘と
雨に濡れて咲いてた たんぽぽ色のタオルを僕に押し付けて消えた
雨空色のシャツを着ていた僕を残して
あの日から待ちわびた今日という雨の日
水色の傘は家に置いてあの時君に出会った場所へ行ってみよう もしかしたら
君がいるかもしれない
そしてまた僕に優しく微笑んでくれるかな
水色の傘を持ってそこにいるかな
僕が願えば願う程 雨は強くなってゆく
君に出会えた場所へ着いた そこには誰もいなかった
僕は泳いだかのように全身びしょぬれだった
空はだんだん晴れてきた
向こうから君が来た
君は一瞬驚いて また僕に微笑んでくれた
傘が無ければ君にあえると思って
風邪を引くのを承知で外へ出かけた
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