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白昼夢
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作詞 円山 もるも |
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世界の成りが奇抜な瞬間(とき)
夢の模倣犯が目を覚ます
がま口の扉をこじ開けた先で
兎と猫の騙し合い
白い枠の宵に立ち止る大男は終末を知っている
唯一無二の在り方
井戸から這い出たあの子らもその先の事を観る
知らぬ間 白昼夢の現実
玩具を外されたポニー あの子は近づけず
明日を予言する牢人に 全て託す政府の儘に
明日を望んでいるのは ちっぽけな吐息たち
すぐそこで泣く鳥
間誤付いている間に 彼らは薄闇に現われて
現実を喰らい尽くし
変わり果てた朝の靄に色づく花園が滴って笑う
余所向く間にも 白昼夢の現実
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