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彩る回転式娯楽道具
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作詞 大岡 |
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廻る廻る歯車
触れ合い噛み付くコトにいつしか喜びを感じ
音を出し強くキツク抱きしめる
愛を込めて瞳を合わし 願いを込めて呼掛ける
心を込めて手を引いて 祈りを込めて口付ける
音が 崩れる その時に
全ては 崩れ その時に
廻る廻る歯車
重なり合い咬み合ったソコはいつしか軋む様になる
音を立て鈍く脆く崩れ逝くために
恋する様に指先で触れ 焦れる様に熱を感じる
壊さぬ様に腕に包んで 壊れる様に抱き締める
叫ぶ叫ぶ歯車
刻み合い擦れ合ったソコはいつしか嘆く様になる
囃し立て淡く軟く滅び逝くために
愛する様に深みを感じ 愛しむ様に満たされる
狂わぬ様に宙に向かい 狂わす様に磨り上げる
廻る歯車は躍り出し 躍る歯車は謳い出す 謳う歯車は声嗄らし 苦し紛れに叫び出す
叫んだ歯車心が乾き 乾いた歯車傷み出す 傷んだ歯車涙を流し 流した露で狂い出す
狂う歯車祈りを覚え 覚えた祈りを繰返す 恐れを抱いた暗闇も 今なら至福感じ出す
啼いた歯車過去へは戻れず 何時かの記憶は思い出に
変わらぬ日々に悪態衝いた 平穏な日は戻りはしない
変わらぬ日々は換わらぬ儘に それが望みと知らぬが儘に
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