|
|
|
愛あるメロディー
|
作詞 弄 |
|
求める儘に奪われて
黒いその手に遊ばれて
母は目を背けてやり過ごす
幾つ時が流れただろう…
縋れる"在り処"を探すより
隠せる"毛布(ガーゼ)"を求めてた
残酷なこの場所に生きてゆくその意味は
あるはずもない楽園への道標
少女が歌うのは愛あるメロディー
幼き声色に真実を詰めて
紅く染まったのは哀しみのバディ
恨みのない、美しい旋律
母亡き彼は雇われて
足が棒になるまで働いて
父は酒に溺れてゆくばかり
幾つ時が流れただろう…
男達に("綺麗な子")と愛でられるより
母親に("偉い子ね")と褒めてほしくて
ムサクルシイこの場所に人形でいる意味は
あるはずもない楽園への道標
少年が口ずさむ愛あるメロディー
儚き声色で無邪気に紡ぐ
紅く染まったのは歓びのレイディ
弱みのない、美しい旋律
少年少女(カレラ)が奏でるは愛あるメロディー
心に突き刺さる確かな響き
紅く染まったのは幸せの小夜曲(セレディ/セレナーデ)
嘆きのない、美しい旋律
やがて雪とし降り注ぐ
少年少女の故郷へ
幼き命(カレラ)を奪い去った
穢れた心も魅了され…
少年少女(カレラ)が奏でるは愛あるメロディー
優しく埋め尽くす確かな響き
紅く染まった世に散りばめた小夜曲
滅(オワリ)のない、美しい旋律
|
|
|