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夜ざくら
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作詞 つたない詩郎 |
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一日中 降り続いた雨に
濡れたさくらの花びらが輝く
金色の月に照らされて
まるで きらめく宝石のようだ
正直 今 言葉にならないほど辛いよ
美しすぎる思い出が胸をしめつける
こんなにももう一度あの日に戻りたい
泣きながら心の中で叫んでいるよ
夜ざくらよ 何故にお前は
そんなに無愛想に笑うのだ
夜ざくらよ 何故にお前は
そんなに凛々しく立っていられるのだ
刹那な時の流れに逆らうように
ゆっくりとさくらが舞い散る
一瞬の美しさのためだけに
泥にまみれた地の上に落ちてゆく
生きてる甲斐が全然見つかんないよ
前に進む力がちっともなくて
時間とプレッシャーにかられているんだ
泣きながら心の中で叫んでいるよ
夜ざくらよ 何故にお前は
そんなに切なく泣いているのだ
夜ざくらよ 何故にお前は
そんなに高らかと謳っていられるのだ
さくらの花びらと花びらの合間から
幾億と光る星ぼしが見える
負けじと咲き誇る花々の
命の音がどこまでも響き渡る
今 ほんとに訳の分かんない気持ちだよ
自分を見失いたくなんかない
ただ まっすぐに生きたいだけなんだ
泣きながら心の中で叫んでいるよ
夜ざくらよ 何故にお前は
そんなに狂おしく吠えているのだ
夜ざくらよ 何故にお前は
そんなに力強く生きてゆけるのだ
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