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不機嫌なお嬢様
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| 作詞 氷奈 |
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おかしいわね
あなたはわたくしの痛みを誰より理解してるはずじゃなかったのかしら
平和主義のあなただから頑張ってたはずじゃなかったのかしら
それともあれはただの同情だったのかしら
いっそう狭き門にしてるのは誰かしら
教えてほしいわ
どうしてあなたがそっちにいるのかしら
結局は自分自身なのかしら
えぇそうだわ
結局人間は自分が好きなんだわ
わたくしだってそうだもの
他人のために傷つきたくないわ
あなただってそうでしょう？
結局は誰も報われない世界なのよ
それよりもおかしいのは
どうしてあなたは私を裏切ってあの男の言うことを聞くのかしら？
それがわたくしにとって一番理解不能だわ
人は誰だって異性を大事にし異性に嫌われたら同性にすがりつく
いいように利用してるって思わないのかしら？
それが私にとって二番目に理解不能だわ
あら、今日もまた異性と同性の間でどっちにもすがりつく迷惑な虫がいますこと
さっさと気づいていただけないかしら？
私とても機嫌が悪いのですわよ
あなたみたいなどっちにも恵んでるっていうその勝ち誇った顔
つぶして差し上げたくなりますの
わたくしの目が黒いうちに、あなた、あの人から離れたほうがよろしいんじゃなくて？
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