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渡された未来
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作詞 松井素人 |
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黒い土が種を受け入れて 彩ある花を咲かすのだ
僕たちに 渡された未来 花束のようだね
カラスの黒より 夜空の黒より
光のない黒 僕の明日
穴を開けたいよ 春風を呼んで
ホタルの光を ここに飛ばす
誰彼何か言うけれど みんな優しかった
双葉の時から見ていた 大人だからかなぁ
黒い土が種を受け入れて 彩りある花を咲かすのだ
僕たちに 渡された未来 花束のよう
白い粉雪が掌へと ひらひら落ちて来たのと同じ
僕たちに 渡された未来 素敵な贈り物
雨の窓ガラス よりも見えぬもの
瞳に持つ黒 僕の明日
霧を晴らすこと 雲をなくすこと
難しいけれど 目を凝らして
仕事もうまくいかなくて 甘い薬飲んだ
それでも海原のように 広がっていたもの
マイムマイムのように踊って 棘だらけの迷路を進み
亡き人が 手に入れた未来 無駄にせぬよう
砂漠の夜と春の庭園 二つの顔を持っているけど
僕たちに 渡された未来 もっとよくしたいよ
夜のパレード みたいに日々を
過ごせたのなら どんなにいいだろう
黒い土が種を受け入れて 彩ある花を咲かすのだ
僕たちに 渡された未来 花束のよう
白い粉雪が掌へと ひらひら落ちてきたのと同じ
僕たちに 渡された未来 大好きなもの
まだ若い葉っぱが千切られて 残酷な涙も流すけど
僕たちが 手に入れた未来 離さないよう
宇宙へときっと飛び出そう 自分の体で泳ぎだそう
僕たちに 渡された未来 素敵な贈り物
花束のようにね 素敵な贈り物
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