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大人になれば
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| 作詞 松井素人 |
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歌を唄う僕のこと テープに録音した
ひっそりイヤホンで聞く 昼間の時も夢か
友達が昨日 電話で言ったよ
「彼女は僕が 幸せにするよ」
熱いコーヒーが 冷めていく前に
僕は飲み干して また歌を聴くんだ
窓際日差しが 眩しくなったら
涙がこぼれて 鼻歌口ずさむ
白いページを探して 鉛筆を手に取った
想いをそっと写して ゆっくりと読み返す
まるで遺書だよ 伝わらないけど
強がる心が 嘘だらけにする
独りベランダの 向こうが気になる
どんなお話と 何の夢があるの？
冷たい風受け 見下ろす公園
僕より小さな 子の鬼ごっこだ
追いかけて 追いかけて
届かなくて あきらめるの？
大人になる 大人になる
いつかきっと 大人になる
熱いコーヒーが 沸き上がる前に
僕は歌唄い また歌を聴くんだ
窓際夕日が 沈んでいったら
涙を拭って 鼻歌口ずさむ
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