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ホタル
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作詞 松井素人 |
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街の外れの帰り路 その辺の草っ原に
君が光を見たと 暗闇を駆け出して
「たぶんこの辺なんだ」と 君は無闇に探さず
体操座りをした 何年振りだっけな
「ホントにいたのかよ」 しばらく黙ってたら
空に舞い上がるもの 小さな光だった
こんな町に いるんだなぁと
とても不思議な気持ちだった
憧れていたホタルに 初めて出会った
「こんな町に いるんだねぇ」と
同じ言葉を呟いたら
こんなに近かった君に やっと触れた気が、したんだ
追いかけても届かない ものがたくさんあるって
悲しいと思ってた 追いかけずに手にした
君の手の中にホタル 僕の手の中に君が
びくついた君の手が ホタルを手放したら
「そろそろ帰ろうか」 夜は深まっていく
時は過ぎていくもの 終わらないけど終わる
出会ったなら さようならする
見失ったホタルのように
運命の出会いならば 運命の別れ
寂しいのは 何でだろうと
黙って考えてみたんだ
思いつかないけど君と 別れたくないと、思った
出会ったなら さようならする
見失ったホタルのように
また会えるかもしれない もう会えないかも
例外なく 訪れるもの
君ともいつかお別れだね
知ってるけど信じてない 幸せな時間、過ごした
過ごすよ
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