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おなかのグー
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作詞 松井素人 |
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おなかがグーと鳴ったせいで 「もう帰ろうか」ときみが言う
おなかにパンチ食らわせたい 初めてそんなこと思った
きみの笑顔は ぼくの栄養
ご飯なんてさ いらないくらい
すぐに通り過ぎるはずの この歩道橋で
いっぱいおしゃべりをした なのにおなかは減る
きっとこいつはまだきみと 話し足りないから
もっと笑顔を見たいから グーグー歌うんだ
チャンスの二度目はなかなか 夕日のようには出てこない
おなかは知らん振りを続け 勝手気ままにグーと鳴った
きみの笑顔は まるで太陽
みんなチラチラ ひそかに見ている
すぐ終わる短い橋も 何だか長くって
階段登るたびふっと あの日を思い出す
こんなときに鳴くおなかの 音は切なくって
いますぐ笑顔欲しいから グーグー叫ぶんだ
きみの笑顔は ぼくの栄養
毎日見たい 毎朝見たい
いつか離れ離れになる きみと会えなくなる
そしたらこのおなかはもう ずっと鳴りっぱなし
帰ろうかって言わないで まだ時間あるなら
おなかを満たしてよ、ほらね グーグー歌うから
ハンバーグやカレーでも その隠し味にも
きみのかけら見当たらない きみしか満たせない
そしてこいつはまだきみと 話し足りないから
もっと笑顔を見たいから グーグー叫ぶんだ
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