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ブラック
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作詞 ice |
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君の口がやっと動いて
遠くから僕に何か言った
僕は笑って手を振ってみた
彼女は何て言ってたんだろう
その後近くの駅で降りてから
本とか服、ジャケットなんか見ながら
ぼんやり君のことを考えた
値札を見て我に返ったりして
あの時はほんと いい感じに日々が流れてた
あの時よりちょっと前はもっとよかった
今はどうかな \12,800の黒いやつ羽織る僕
似合ってるのかな
土曜の夕方の公園には
落ち葉と薄汚れた倉庫が居残り
家に帰ったって何もないんだし
錆びたぶらんこに揺られてみる
確か君の平熱はちょっと低くて
35.6…とか地面に引っ掻いた
本当はそんなのどうだっていい
踏み潰して家に帰ったりして
あの時はほんと 僕はガラにもない恋をした
あの時ほどちゃんと生きてみた事ないだろ
今はどうかな 与えるだけ与えたあとちゃんと何か貰ったか?
騙されてるのかな
カーテンの模様が気に食わなくて
切り裂いてからはもう丸裸
向かいのマンションの住人には僕の別れバレてるのか?
あの時はほんと いい感じの風が髪を撫でた
あの時より少しだけ伸ばしてるつもりだけど
今はどうかな 誰かの目には素敵な男って見えていますか?
あの子は今…誰かの胸に抱かれているのかな
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