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white town
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作詞 ice |
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凍て付く風が目に見える程
あたしを攻撃するので
前を見て歩く余裕も
空を見上げる事も無く
淡々と早歩く
後ろから斜めから人だかり
上手に避ける手段も忘れ
肩がぶつかる
持っていた大事なものをひとつずつ落としてく
降り出しそうな氷の雨を
今はあの頃の様に愛せない
温もりなんて快晴の青なんて
失くしたけれどまだ呼吸ていたい
この段差から滑り落ちたら
優しい所見るかしら
嘲笑いながら過ぎ去るのかしら
凍る水を飲み込め
鈍い雲はもう何日も動かない
同じ色をした地下鉄
次の駅で素敵な未来が乗って来ても
私は席を譲れない 満員がそれを隠す…
一瞬でも目が覚める様な
白い世界に触れてみたいの
トンネルを出ても期待出来ないけれど
震える手を脅す冷気を
今はあの頃の様に愛せない
悲しみなんて憎しみ合いなんて
捨てて光を連れて生きていたい
降り出しそうな氷の雨を
今はあの頃の様に愛せないとしても
気付けば街に降り注ぐ涙
誰か悲しんでいるのなら希望も捨てて
受け止められると言い切っていたい
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