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realize
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作詞 ice |
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今もしかしたら僕へ、雷雨が突き刺さっている
黒い星空は嘘で、とうに夜なんて消え失せた生き物
真実が神様の隠し事だとしたら
この世はただ僕の見る夢
今撫でている脚は、慈悲という贈り物のひとつ
君が瞼を閉じて言うのは、愛ではなくて死刑宣告
本当が誰にも見えない夢幻だとしたら
この世はただ僕の中の幻想
香る想いが湧き溢れるのは目を覚ましてみたいから
見て触れているだけで、其処に在るかは判らない
名前すら自分を表すものではないんだ、気付いている
真実が悪魔からの最後の言葉なら
あの世にこそリアルが在る
今舐めている涙は、感情を咲かすツールのひとつ
君が唇に載せているのは、紅ではなくて出口への道
輪郭が際立つ色をした君の髪一本さえ
裏切って消えてしまうと言うなら
檻の奥から如何して出よう?此処はあまりに不純で美しい
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