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流砂
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作詞 ice |
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荒野に見つけた一輪の花
僕の中で枯れるため咲く花
宵の月光は響かせる
流砂と消える魅惑を千夜
流れ行くことは分かっていた
キャラバンの積荷
僕は瞳を見つけてしまう
終わらない旅路が始まる
冷たい風が心を熱くした
届かない輝きなのに
この世にひとつの宝石をいま
蝶も攫めない僕が追っている
蜃気楼だと信じたかった
触れる事すら許されないなら
歩きを止めたら僕はこのまま
沈んでしまえばいい
月をも迎えた泉の中へ
闇すら隠す泉の中へ
呼吸が止められてしまっても
まだあなたを愛してしまう
荒野に見つけた一輪の花
どこかで今も咲いていますか?
不恰好でも鳥になれたら
空の果てから崇めて堕ちよう
雲の切れ間から陽が射して
地上と一線で繋がる
そのもとに飛んでいきたい
太陽が照らすのはあなただけ
荒野に見つけた一輪の花
残酷にもまだ咲き続けている
宵の月光は響かせる
流砂と消える魅惑を千夜
流砂と消える魅惑を千夜
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