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彼方
作詞 香村
 針金に巻き付けた この空の大きさに
 見上げると違う その広さに少し戸惑った

 流れゆく水に 気まぐれで投げた石
 何処に向かってゆくの
 それは私にも繋がっているの

 光の当たらない場所へ
 闇の広がるばかりのところへ
 どうか私を連れて行って
 もう戻れないほどに

 遠く遠く 貴方が見えなくなって
 そうしてやっと 前に進めるの


 汚れた黄色の列車 どのくらい走ったのだろう
 迷い猫のように 彷徨う私は歩く程度

 身体を巻き付けてた 鉛が痛くて泣いてた
 居場所なんて何処にも
 無いと知ったときも泣いたよね

 涙なんて永遠に枯れない
 ふとした拍子に流れないように
 唇噛み締めて堪えた
 貴方の優しい 手

 失わぬように その温もりだけは
 居場所でもないのに 守っていた


 光の当たらない場所へ
 闇の広がるばかりのところへ
 どうか私を連れて行って
 もう戻れないほどに

 遠く遠く 貴方が見えなくなって
 そうしてやっと 前に進めるの
 そうしてやっと 前に進めるの

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 彼方
公開日 2007/07/28
ジャンル その他
カテゴリ その他
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