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紅蓮の跡
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| 作詞 香村 |
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消えない爪痕 消さない闇影
月夜に蠢くは己の手
大きな弱さに 血まみれの手は
あまりに重くて背負えないくせに
微かに掴んだ見えない翼に
人は確かな望みを得る
咲かせた涙の跡を 隠すことが生きると云うなら
この手に得るものなど何もない
紅蓮の夢幻を魅せる傷跡
悲しみなど何処へ 寂しさなど何処へ
見付からないように 風を楯に
逃げれば良い
いつの日か失う運命
限りのない空を想う
咲かせた涙の跡を 隠すことが生きると云うなら
この手に得るものなど何もない
紅蓮の夢幻を魅せる傷跡
零した雫の跡を 汚れた手で拭った
夢中で傷つけた この心を
捨ててしまえば良い
何も見なければ良い
咲かせた命の華に 月を映して
隠せばいい そうして深く
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